非機能要件を見える化するツール群「非機能要求グレード」

5月26日に「システム基盤の発注者要求を見える化する非機能要求グレード検討会」が、非機能要求の検討を支援するためのツール群「非機能要求グレード」を公開しました。

非機能要求グレード検討会 | NTTデータ

このガイドは、

  1. 開発するシステムのイメージに近いモデルシステムを選択する
  2. 主要な要求項目の要求レベルをチューニングする
  3. 詳細な要求項目の要求レベルを確認する

という流れで使うようになっており、非機能要件として定義すべき項目が網羅されています。非機能要件とは、情報システムの品質や性能、障害耐性への耐性のことですね(最大トラフィック時の応答時間など)

要件定義工程では、お客様のビジネス上の課題を解決するために、システムとして具備する能を定義する、いわゆる機能要件にスポットライトが当たることが多いですが、「非機能要件」の明確化も忘れてはいけません。

非機能要求が曖昧なまま開発を進めると(実際こういうケースは意外に多い…)、カットオーバー直前の性能テストで「こんなレスポンスじゃ使えない」、「ハード増強の予算なんて取れないよ!」など、さまざまな問題が発生してしまいます。

大手のSIerで、は社内で独自に同様の規準やテンプレートを持っている(持っていた)と思いますが(昔所属していた会社にもありました)、このようにオープン化することで、さらなるブラッシュアップを図れるのではないでしょうか。

小規模なSIでも「非機能要件」の明確化は重要です。「非機能要求グレード」のようなツールや規準が社内に存在しないプロマネの方は、目を通してみてはいかがでしょう。

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