2015年度よりJ1リーグ戦は2ステージ制へというニュースがありました。
11日、J1・J2合同実行委員会が開かれ、2015年度よりJ1リーグ戦の大会方式が変更されることが確認された。J1は、「前後期制+スーパーステージ制+チャンピオンシップ(※)」(すべて仮称)という“Jリーグオリジナル”の形が採用される見込み。17日の理事会で最終決定される。
実行委員会ではプレーオフ導入と2ステージ制の2案が議論されたらしいのですが、「西の2クラブ」以外は2ステージ制押しだったとのこと。
クラブ側も合意してるようなので、これはもう決定の流れでしょうね。
2シーズン制については、世界の潮流から外れるし、年間を通して戦った結果で真のチャンピオンを決めるべきでは?と思っているので、反対の立場でした。
エルゴラ紙面でも読んだ「中西大介 Jリーグ競技・事務統括本部長のインタビュー」をWebで再読するまでは。
[インタビュー]Jリーグはなぜいま改革を進めるのか ~中西大介 Jリーグ競技・事務統括本部長に話を聞く
インタビューをざっくりとまとめるとこんな感じです。
どうですか? まとめを読んでも納得いかなくないですか? 個人的には太字にした部分へ強く違和感を覚えます。
でも、あらためてインタビューを読んでみると、結局、
「このまま何も変えなければ欧州サッカーとの差は広がる一方だし、もっと金を稼げる興行にしないとジリ貧。まずはそこからだ。有力な候補としては衛生放送の放映権、それを高く売るにはどうする? 2ステージ制を復活させて大一番を年末に持ってくるか? うまく行くかどうかは神のみぞ知るだが、ダメならスピード感を持って、どんどん違う手を打って行こう」
というのが本音なのかなと妄想しました。
であれば、Jリーグを応援する一人としてチャンピオンシップをとことん楽しみ、どのような結果になるのかを見守ってみようかと。
熱心なサポーターの想いとは乖離していると思うし、後期に照準を合わせて前期を捨てるクラブが現れたりなど、様々な問題が出そうです。
2ステージ制という打ち手自体が間違っているかもしれない。でも、何もやらずに「ゆでガエル」になるよりはマシです。
ただ、残念だったのは「今の」Jリーグを熱心に応援しているサポーターの声を十分に聞かず、強引に決めようとしている印象を与えてしまった点。
課題を共有した上で、サポーターからも広く活性化のアイデアを募るなどしても良いんじゃないでしょうか。サポーターも対案を出さずに批判をするようなことはしたくないでしょうから。
うーん、それにしても2015年からか。2度めの昇格初年度(予定)から2ステージ制になるのも大変だなぁ…横浜FC的には。でも楽しみますよ!
2011年を思い出したら、サッカーのある日常があるだけで幸せです。