『宇宙人ポール』
『宇宙人ポール』をBlu-rayで鑑賞しました。
SFオタクのイギリス人青年、クライブ(ニック・フロスト)とグレアム(サイモン・ペッグ)は、念願だったコミックの祭典「コミコン」とアメリカ中西部のUFOスポットを巡る旅を楽しんでいた。その途中彼らは、ネバダ州の「エリア51」でポールと名乗る宇宙人と遭遇する。そしてポールを故郷に帰すため、悪戦苦闘の日々が始まり……。
サイモン・ペッグとニック・フロストが主演と脚本を務めるSFコメディー&ロードムービー。
エイリアン、スタートレック、プレデター、メン・イン・ブラック、E.T.、イージーライダー、未知との遭遇など多くの映画へのオマージュや引用があります。
スピルバーグがポールからE.T.のアドバイスをもらっているシーンは笑ってしまった。本物のスピルバーグが「演出ならまかせろ!」とポールに答えたりして。
テッドと似た性格のポールですが、テッドとは違いポールは見た目まで悪い(笑)。しかし、物語の後半になるとポールの魅力に引きつけられていきます。
「人間を治癒すると自分に傷がはね返る」という伏線を回収するシーンで感動していると、そのすぐ後にブラックな笑いを持ってきたり、最後までまったく油断できないストーリーがまたいい。
オープンで心優しくウィットに富み、いたずら心満載なポール。それはイギリス人から見たアメリカ人の理想というかイメージなんでしょうね。
笑えてバカでくだらない、本当に良い映画でした。
posted with ヨメレバ
サイモン・ペッグ ジェネオン・ユニバーサル 2012–12–21
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サイモン・ペッグ ジェネオン・ユニバーサル 2012–12–21