審判ではなくサッカーを観たい

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ここ数試合、横浜FCの試合を観ていても楽しめない。

疑問が残るジャッジが多すぎて審判に気持ちが行ってしまう。審判が目立つ試合はゲームをコントロールできていない証拠だと言われるが、そのようなゲームは観客としても楽しめない。

あまりにも、そういうゲームが続いたので備忘録としてまとめておく。

2015年J2第11節 ジェフユナイテッド千葉 vs 横浜FC(榎本一慶主審)

3–0で敗戦。千葉のほうがチームとしての完成度も力も上だったので、負けたこと自体はしかたない。でも、ただでさえ力負けしていた相手だけに、選手には試合に集中させてあげたかった。

前半、横浜はイエローカードを4枚ももらってしまう。これ自体は別に良い(ちょっと出しすぎとは思うけど)。問題は榎本一慶主審のファールをとる基準がブレブレで一貫性が無いことだ。

審判によって基準が微妙に異なるのは仕方ない。今年は特に手を使ったファウルに関する基準が主審によって、かなり幅があるように思う。

審判ごとの基準の差。それだけなら選手は試合の中でアジャストできるが、試合中に基準がブレるのが最悪だ。

最後に謙介がダメ押しの1枚をもらうなど、山口監督の名言「戦う相手を間違えるな!」ができなかったゲームだが、榎本主審のジャッジが酷すぎたので、選手は責められないよ。

カズアマタノツヅリ: 2015年J2第11節 ジェフユナイテッド千葉-横浜FC 「リスペクト」より。

後半35分千葉・中村にシミュレーションとして審判を欺く行為でイエローカードが出る。勝っているチームの選手がそんな事をする必要もないのだが、この日活躍したという余裕を差し引いてもこれがされるという事は主審が舐められているという事だ。それは審判がゲームをコントロール出来ていない裏返しである。

2012シーズンのJリーグ担当審判員を務める榎本一慶さんという記事に榎本氏が、

「Jリーグのピッチに立つのは中学生の頃からの目標。ひと試合ひと試合を大切に、選手が納得できるゲームコントロールができれば」 とコメントしていました。今後は「選手が納得できるゲームコントロール」をよろしくお願いします。

本当にありがとうございました。

2015年J2第12節 横浜FCvsカマタマーレ讃岐(塚田健太主審)

1–2で敗戦。前半39分に楠元がこの日2枚目のイエローカードで退場。前節に続き数的不利を強いられることに。

木島の狡猾さにしてやられたかたちだけど、2枚目のイエローは妥当か?

ファールを受けた選手の特性、時間帯、ホームの選手を前半で退場させる重みなどを考慮する必要はないのかな。エンタメだよ。

とは言え、昨年の悪い時のような横パスばかりが目立つ、得点の香りがしない遅攻、ここ数節ずっと狙われている「セットプレイ時のファーサイド」からの失点など、内容も悪かったのは事実なので結果は妥当かな…

セットプレイの守備を早く修正してください!

2015年J2第13節 大分トリニータ vs 横浜FC(荒木友輔主審)

1–1ドロー。内容で圧倒しアディショナルタイムに南がPKを止めるも、98分に同点ゴールを許す。

アディショナルタイムの目安3分と提示され、3分台に南が負傷しゲームが止まったが、そこからさらに5分はいくらなんでも酷いよ。

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小池選手がブログ(vs 大分トリニータ)に、

最悪の結末を迎えてしまいました。
その前に勝負を決める2点目を奪えなかった自分達の力不足です。

と書いてだけど、そう考えて前向きに行くしかないないね。3回以上あった決定機を1本でも決めていれば、結果も違っただろうし、時計をうまく進める狡猾さも欲しかったなぁ。

でもね。

ほんともう、審判が目立つような試合は勘弁して欲しい。我々は審判ではなくサッカーを観たいんだよ!