✍️ コンテンツの所有者はだれなのか
今回の私たちの決定について、いくつかご意見を拝見しましたので可能な範囲で説明をいたします。
— 特務機関NERV (@UN_NERV) August 7, 2023
◆ 「他のSNSにも来てほしい」というご要望について… https://t.co/6cY5NvCKko
特務機関NERVがXでの発信を減らし、アプリとActivityPubへの配信へ順次切り替えていく見解を出したところ、 「他のSNSにも来てほしい」という要望があったらしく、それに対して以下のように答えていた。
「他のSNSにも来てほしい」というリクエストは、再び他社が管理するプラットフォームに移動するだけということになり、時間が過ぎれば今回と同じ状態になる可能性があるため、現在のところ他のSNSプラットフォームへの移行は検討していません
これは本当にその通りだ。
今回のTwitterの一連の騒動を通して、どんなプラットフォームであっても経営者が替わり、それまでに育んできたカルチャーや ブランドを「気分で」破壊するかもしれないし、寡占化が進んだころあいを見計らってEvilな方向へ舵を切ったりするかもしれないということが、あらためて強力に可視化された。
最近知ったIndieWebという考え方があり、そのトップページには以下のように書かれている。
あなたのコンテンツはあなたのものです
あなたがウェブ上に何かを投稿するとき、それは企業ではなくあなたに帰属すべきです。あまりにも多くの企業が廃業し、ユーザーのデータをすべて失いました。IndieWeb に参加すると、あなたのコンテンツはあなたのものとなり、あなたのコントロール下に残ります。
ここではプラットフォームがなくなることでデータを失うことを例に出しているが、 大切なのは自分のコンテンツの所有者は自分であり、常に自分のコントロール下に置くべきということ。
第三者が運営するプラットフォームを使う場合でも、コンテンツの所有権やエクスポート機能のサポートなど、この原則を満たせているかを確認した上で使った方が良いね。世知辛いけど…