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「制約」のメリット

通勤電車の中ではほぼすべての時間をKindleによる読書にあてていたが、コロナ禍でオフィスへの通勤が無くなったことに伴い読書量が減った。

通勤電車に乗っていた時間はなくなったわけではなく、「その時間」に「その場所」へいないだけなので、通勤が無くなったからといって読書量が減るのは論理的におかしい。

この原因はセルフマネジメント能力不足の他に「制約のメリット」という側面もあるのではないだろうかと考えた。

アイデアを考えるとき、あえて制約を設けたほうがアイデアを出しやすくなるというのは良く聞く話だ。

なんの制約もないと、アイデアをどこから出したらいいのか悩んでしまいます。制約を自分で設定して、乗りこなすことができれば、もっと考えやすくなる。

「斬新なアイデアを考えたいから、真っ白な気持ちで考えたいんだ」という人もいるでしょう。ですが、思考する範囲を限定する(枠をつくる)と、その範囲に「集中」することができるようになるので、対象について、より「深く」考えることが可能になります。

「制約」ということばからは、どちらかと言えばネガティブな印象を受けるが、あえて「制約」を設けることで得られるメリットもあると考えて良さそうだ。

自分の例で言えば、出勤時の電車内という「時間」と「場所」の制約により、できることが限定され、その中で優先順位が高かった「読書」を習慣化できていたということだと思う。

リモートワークのような制約が少ない環境では、自発的に制約を設定し使いこなすような考え方が必要なのかもしれない。

関連するページ
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  • Strategically Constrained: How to Turn Limitations Into Opportunities - Forte Labs
    • 制約に反応して志を低くするのではなく、従来のやり方では考えられないくらい志を高くする
    • 制約条件と大胆な野心を組み合わせて推進力のある質問を作る
      • 2006年 アウディのル・マン24時間レースでの事例
        • より速いクルマをつくるにはどうしたらいいかではなく別の問いを投げかけた
        • 「私たちのクルマが他の誰よりも速く走れないとしたら、どうすればル・マンで勝てるだろうか?」
        • 他のチームが速さへの制約に執着している中で、アウディチームはディーゼル技術を車に導入し、ピットストップの回数を減らすことに成功
  • 「考え方」の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる
    • 人は制約の下でこそ、知性という翼を自由に羽ばたかせる。制約はむしろチャンス。それを乗り越えることで、素晴らしいアイデアが降臨する。

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