ブログ記事 近況報告:無職になりました - IT戦記を読み「無邪気」という言葉の意味を考えさせられた。引用する。

無邪気って「他人からの評価を気にしていない」「人に好き嫌いがない」「ミスや遠慮のない発言をするが、悪意がないことが明確」みたいな状態だと思う。これは結構すごい能力な気がする

このセンテンスの「無邪気」の用法にすこし違和感を感じ、デジタル大辞泉で「無邪気」を引いてみた。

1 素直で悪気がないこと。いつわりや作為がないこと。また、そのさま。「―ないたずら」 「質問に―に答える」

2 あどけなくかわいらしいこと。また、そのさま。「赤ん坊の―な笑顔」

3 思慮に欠けること。また、そのさま。「両親や教師は―にもこの事実を忘れている」〈芥川・侏儒の言葉〉

その結果、自分が「無邪気」という言葉を使う場合、1と2は子どもに対して、大人に対してはほぼ3の意味で使っていることに気づいた。

つまり、自分は大人に対する「無邪気」はネガティブな意味でしか使っていないが、記事では1の「素直で悪気がないこと。いつわりや作為がないこと」の意味で使っているため違和感を感じたわけだ。

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知らないことはどんなに簡単なことでも質問する。すごいと思ったら褒める。できないことがあったらすぐに助けてと言う。 あと、とにかく人の名前を覚えた(中略)

このような行動は EM 業にとって非常に良い影響を与えた。チームも自由に失敗できる雰囲気になったし、問題に対して最短経路で必要な人を巻き込むことができるようになった。

「無邪気」な行動でチームを活性化させる。マネージャーにとって大切な資質だと思う。いや、資質というとナチュラルボーンな感じになってしまうか。

「そうあろう」と心に決めて行動することが本質なんだろうな。