利用シーン
新製品を開発する場合に、競合製品のポジションを評価し「空いている」ポジションをみつけるなど、複数の対象物のポジショニングを整理するために使う。
表記自体はペイオフマトリクスとあまり変わらない。ペイオフマトリクスは、ポジションを整理した後、優先度付けを行って案を選択するのに対して、ポジショニングマップは、ポジショニングを図示し、空いているポジションや進むべきポジションを検討するために使う。
具体例
- ポジショニングを評価するための基準を2つ設定する。ここでは「予算」と「戦術」を設定している。
- 全ての対象物をポジショニングマップ上へ位置付ける。
- 特に最初の対象物はどこに配置するか悩ましいが、とりあえずどこかへ配置する。
- 2つめ以降はそれまでに配置した物との相対的な関係を考慮しながら配置する。
- あとから位置を動かしたくなることが多いため、ポストイットやマグネットなどを利用するとよい。