現在J2リーグ首位の町田ゼルビアだがSNSなどで、
- 守備的なスタイルが部活サッカーのようだ
- アンチフットボール
- 露骨な時間稼ぎが目立ちアクチュアルプレイタイムが極端に短い
- 監督・コーチ・選手の言動に相手へのリスペクトを感じられない
- 神奈川県のクラブが多すぎる
などの批判をみかけることが多い。(私の意見ではない)
黒田監督はこのような指摘に対して、
ルール上でダメというわけでもない以上は、われわれの武器として使っていく。相手にクレームをつけられる理由もないので、そこはぶれずにやっていく。いろいろと言う方はいますけど、それに対していちいち答える必要はないと思っています
だとか、
「(あの試合では)後半に時間稼ぎをしたと言われましたが、実際にはどこのチームもやっていることです。ウチが極端なわけでもなければ、程度の差はあれ、ヴェルディだってリードした試合ではやっていましたよね。先にリードを許すことに問題があるわけですから、相手を非難する前にそこを改善することがやるべき仕事だと私は思います」
「なぜか町田だけ批判されますよね」禁断の移籍、ロングスロー、時間稼ぎ…J2首位チームに“賛否の声”、異例の転身・黒田剛監督はどう答える?(3/4) - Jリーグ - Number Web - ナンバー
のようなコメントをするので、アンチ町田のひとたちが、ますますヒートアップしてしまう笑
むかし「モウリーニョに学ぶリーダーとして大切なこと」というエントリを書いたが、その中でレアル・マドリー(当時)のマルセロのモウリーニョ監督に対するコメントを引用していた。
彼はすごくフレンドリーな人だよ。 そして僕たちを守ってくれるんだ。 命がけでまもってくれる。 大きなクラブだから選手はよくマスコミの批判の的になるけど 彼はその盾になってチーム全員守っているんだ。 僕たちのために彼はやってくれる。 だから僕たちも彼のために頑張る。 彼の望みをピッチの上で叶えて勝たせてあげたいと思うんだ
マスコミへの対応が横柄かつ傲慢に見えるのは、外部からの雑音がすべて自分に向くように、あえてそのようにふるまっているということだった。
外部の人間になんと思われようが、自分が盾になってチームと選手を守り抜く。その意図をメンバーが理解しているから、リーダーのためにも頑張ろうという気持ちに繋がるという。
ひょっとしたら、黒田監督もこのパターンなのかもしれないし、まったく違うかもしれない。